一員だと思っていたのに

私の趣味のひとつに、あまり人には言えないけど、人様のブログを読むこと、っていうのがあります。

ブログ村では、自分が登録しているカテゴリー以外も色々読みにいってます。色んなブログを読んで、考えさせられたり、振り返ったり。本当に小説を読むより、リアルで勉強になるし、共感することも多々あります。

先日、読んだブログは、本業以外に副業で、朝だけ派遣で保育士さんのお仕事されてる方。

居てもらわないと困る、と、懇願されていたにもかかわらず、フルタイムの方が増えたとたん、ロッカーを明け渡せとなり、その件がきっかけで、派遣の更新をしない決心ができたとのこと。

あー、本当に、身につまされるわ〜と、読みながら、私にも思い出す出来事がありました。

前職の時短パートは、9年ほど働いていたんですけど、最初はちょっと友達に自慢したくなるぐらい、時給もよくて、仕事の内容も自分がやりたいことだったし、人間関係も良かったんです。いいパート見つけたわ〜と思ってました。

んで、4年ぐらいたったとき、ある一件があって、私が仕事している部屋に鍵がつけられることになりました。

私はその部屋で仕事しているから、当然、鍵を与えられると思ってたのに、鍵をもらえたのはフルタイムのパートさんたち。

その部屋で唯一、時短パートをしていた私は鍵をもらえず、以降、出入りするときは「トントントン」とノックして入れてもらうことに。

私は、他の階でも毎日仕事があったので、出入りするたび、日に何度もノックして開けてもらってました。

その度、すみませーん!って言いながら。

ノックしても、全員電話中なんてときは、中に入れてもらえず、ドアの外で待ちぼうけ。

私は毎日締め切りのある仕事をしていたので、焦りはマックス。

今、思えばそれが辞め時だったのかなぁ、と。

人間関係が良かったと書きましたが、その待遇に、上に掛け合ってくれる先輩はいませんでした。

毎日納期があるけど、その仕事に固執してたのは私だった。

あのとき辞めてたら、どうなってただろう。

朝だけ派遣の保育士をされている方は、いい選択をされたと思います。

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